圧迫感なく「背の高い家具」を
置くには?選び方・レイアウトのコツ

ホワイトオークのテーブル


圧迫感のない背の高い家具で、広々とした空間を保ちながら収納スペースを増やしたい、とご希望される方は多いのではないでしょうか。

狭い部屋には置くことができない…と諦めている方、また収納スペースを増やしたいけれど、どのような家具を取り入れればよいのか分からない…という方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、「圧迫感のない」背の高い家具の選び方、すっきりと置くためのレイアウトのポイントをわかりやすくご紹介します。 収納不足を解決するおすすめの家具も含めて、快適な住まいづくりのヒントに、ぜひお役立てください。

部屋の収納不足は、
「背の高い家具」で解決!

ホワイトオークのテーブル


部屋の収納不足にお困りの方は多いのではないでしょうか。 そのようなときに、便利に使えるのが「背の高い家具」です。

背の高い本棚やキャビネットなどの家具は、天井までの縦の空間を有効活用することができ収納不足を一気に解決してくれます。

ですが、背の高い家具は圧迫感が気になったり、地震などの災害時に起こる家具転倒が心配になったりすることもありますよね。

部屋の広さや形状、取り入れる家具などによっても異なりますが、工夫次第で背の高い家具を圧迫感なく置くことはできます。 これからご紹介するコツを参考に、収納不足解決をめざして背の高い家具を取り入れてみてはいかがでしょうか。

「背の高い家具」を置いても
圧迫感をおさえるコツ

ホワイトオークのテーブル


背の高い家具は、選び方やレイアウトによって圧迫感を与えやすい家具。ですが、工夫次第で開放感を保ちながらすっきりと取り入れることはできます。 ここでは、圧迫感なく背の高い家具を取り入れる6つのコツをご紹介します。

1.色と素材を工夫する

ホワイトオークのテーブル


オーク材など明るい木目の家具は、空間を広く感じさせる効果が期待できます。開放感を演出したい場合は、白に近い木目や、ライトベージュの木目のように、光を反射し広がりを感じさせる色や素材を選びましょう。


2.背面に背板のないタイプを選ぶ

ホワイトオークのテーブル


背面に背板のないオープン棚を選ぶと、家具の先が見通せるため圧迫感を軽減することができます。 壁際に付けてレイアウトしたときはもちろん、間仕切り棚として部屋の真ん中に設置した場合でも、視界を遮ることがないため開放感を演出します。


3.透明感のある素材の家具を選ぶ

ホワイトオークのテーブル


ガラスやアクリルなど、家具の一部に透明な素材を使った家具は、視覚的に軽やかな印象を与えます。扉にガラスを取り入れたキャビネットなど、部材の透明感にもこだわり選んでみましょう。


4.開放感を意識した配置にする

ホワイトオークのテーブル


背の高い家具を、部屋の壁際やコーナー部分に配置することで、部屋の中央部分を広々と使うことができ視覚的にも広さを感じさせます。

背の高い家具は、できるだけ部屋の端に寄せることで圧迫感を抑えられるだけでなく、転倒防止金具の設置がしやすくなるため覚えておくと便利です。

また、家具同士の間隔をできるだけ広く取ることで、空間に余白が生まれ圧迫感を軽減することができます。


5.ディスプレイを工夫する

ホワイトオークのテーブル


オープン棚の場合、収納しているモノが目に入りやすいため、詰め込み過ぎると視覚的にも圧迫感を与えてしまいます。 そこで、意識したいのが「余白」を持たせたディスプレイです。

所々に、あえてモノを置きすぎずお気に入りの小物だけを飾ったディスプレイコーナーをつくったり、植物を飾ったりすることで抜け感を演出します。


6.まわりのインテリアに調和させる

ホワイトオークのテーブル


単体で見ると素敵な背の高い家具でも、周りのインテリアに調和していなければ空間から浮いてしまい、圧迫感の原因になることも…。 まわりのインテリアの色やテイスト、デザインをよく観察し、空間になじむ家具を選びましょう。


収納&ディスプレイにおすすめ。
高野木工の「背の高い家具」

ホワイトオークのテーブル


ここでは、リビングや書斎などさまざまな用途で活躍する、背の高い家具をご紹介します。いずれも、圧迫感をおさえることができるデザインにこだわった製品ばかり。 収納不足の解決をめざして、ぜひお好みのタイプを探してみてくださいね。

 

お好みで連結可能なユニット家具
GALLE(ガレ)

ホワイトオークのテーブル


ガレは、オープンタイプ×背板のない収納棚です。
本棚やデスクパーツをお好みで組み合わせることができるユニット家具。 部屋の広さやご希望に合わせて自由にカスタマイズできることが特徴です。 背が高く大容量の収納スペースを備えていますが、圧迫感を抑えて取り入れることができます。


ホワイトオークのテーブル


また、ガレならではの圧迫感を軽減するポイントが「奥行き」です。棚の奥行きが上に向かって浅くなるよう設計されているため、視覚的にもすっきりとした印象を与えます。

収納としてだけでなく、ディスプレイコーナーとしてもリビングや書斎など空間を彩ります。


壁際にも、間仕切りにも
TONG(トン)

ホワイトオークのテーブル


こちらは、壁際に置くだけでなく、間仕切りとしても活用できるトン。こちらの写真のように、部屋の真ん中に置いても先の空間が見通せるため、開放感を保つことができます。

間仕切り家具を取り入れるとき、気になるのが「転倒」ではないでしょうか。

トンは、オーダーにて突っ張りパーツをプラスすることも可能です。金具が見えにくいようコの字のデザインになっているため、インテリアを損なわずおしゃれに設置することができます。 天井に穴を開けることもないため、賃貸住宅でも安心してお使いいただけますよ。


【番外編】壁に設置してすっきりと
Lea Shelf

ホワイトオークのテーブル


壁側にすっきりと設置することができるLeaシェルフは、北欧デザインならではの洗練された設計と、異素材ミックスのコントラストがおしゃれなオープン棚です。

軽やかな桐材の棚とスチールフレームで構成されているため、インテリアやシーンを選ばず取り入れていただけます。 収納スペースとしてだけでなく、リビングや玄関などを彩るディスプレイ棚としてもおすすめです。  

「背の高い家具」ですっきりとした心地よい空間に

ホワイトオークのテーブル


背の高い家具は、部屋を狭く見せてしまいそう…と敬遠しがちですが、今回ご紹介してきたように家具選びやレイアウトなどを工夫すれば、圧迫感をおさえることができます。

大容量の収納家具が部屋に加われば、モノの定位置が決まり片付けもスムーズになることでしょう。 あなたもぜひ、すっきりとした心地よい空間をめざして、背の高い家具を取り入れてみてはいかがでしょうか。


<関連記事>インテリアのお悩み相談室





今回ご紹介した商品はこちら